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Bishnupur Gharana

Ishida Shiori

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ビシュヌプール・ガラナのインタビューフィルム上映会が、サザンアベニューのBIRLA ACADEMYであるというので、ふらっと見に行った。

※写真は撮れなかったから、すべてWEB上から拝借。

ビシュヌプール( Bishnupur / Vishnupur )は、西ベンガル州 バンクラ県 にある古い町で、コルカタからは約200km、車で5時間くらい。 テラコッタの寺院が有名で、フィルムもこの寺院の美しい映像から始まった。

bishnupur2.jpg
Jor Bangla Temple
いつか行ってみたいのでURL貼っておく。
http://wikitravel.org/en/Bishnupur_%28West_Bengal%29


内容は、Bahadur Khan(バハドゥル・カーン)以降のガラナ(流派)の系譜をたどるもの。
Amiya Ranjan Bandyopadhyay 氏のインタビューやデモンストレーションがメインだった。

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Amiya Ranjan Bandyopadhyay 氏は、
ITC Sangeet Resarch Academy の特集でも取り上げられている。


ドゥルパドスタイルの声楽。
Senia Gharana のドゥルパド声楽家 Bahadur Khan が、17世紀にビシュヌプールで栄えたMallabhum王国の王 Raghunath Singha Dev から宮廷音楽家として招かれ、それ以降この地で、ひとつの流派として栄え、受け継がれた。
(Bahadur Khan という著名な音楽家は、歴史の中で何人も登場するのでややこしいが、このBahadur Khan はターンセン直系の子孫?らしい)

ビシュヌプール・ガラナは、西ベンガル州で唯一の流派で、デリーやラクナウといったムガル帝国の首都からは離れていたからか、他の影響を受けずに当初のスタイルが残ったのだとか。
現在では、カヤールに近いスタイルで演奏されたり、器楽の中でも受け継がれたりしているが、基本的にはドゥルパド声楽の伝統がベースになっている。
 
モニラル・ナグ氏 とミタ・ナグ氏 のインタビューもあった。
 
ベンガル語でのインタビューに英語字幕付きだったけれど、追うのに必死で、内容がいまひとつ理解しきれなかったので、できれば一時停止をしながらゆっくり見たいものだ。

IMG_0665.jpg
上映終了後の会場風景。

古典音楽の流派としては、ベンガル州でうまれた唯一の流派なので、
コルカタでは特に重要視されている印象。大勢来場していた。
多くの音楽家は、自分のガラナに関係なく、興味や敬意を示している。
Posted byIshida Shiori